堀越隆一公式サイト 作曲家、堀越隆一の公式サイト。1976年のデビュー以降、数々の作品を発表する傍ら、編曲、指揮、評論を始め、後進育成の為のアルエム弦楽合奏団の設立、音楽を愛する人に最良の空間を提供するすみだチェリーホールの運営など多岐に渡る活動を展開。最新の活動情報、チケットや楽譜の販売など、随時更新していますので、ぜひお立寄り下さい。

アルエム弦楽合奏団 第9回定期演奏会

アルエム弦楽合奏団

第9回定期演奏会

~ドビュッシー没後100年、弦楽合奏を新たな地平へ~

 

2018年8月19日(日)/白寿ホール

 

program

 

 

堀越 隆一 

   マスク(オープニングテーマ)

 

 C.ドビュッシー/堀越 隆一 編 

 子供の領分

 1. グラドゥス・アド・パルナッスム博士

 2. 象の子守歌

 3. 人形へのセレナード

 4. 雪は踊っている

 5. 小さな羊飼い

 6. ゴリウォーグのケークウォーク

 

M.ラヴェル/堀越 隆一 編

 ボレロ

 

L.v.ベートーヴェン/堀越 隆一 編

 ラズモフスキー第3番Op.59-3

(弦楽四重奏曲第9番弦楽合奏版)

 第1楽章:Introduzione, Andante con moto-Allegro vivaceo. 

 第2楽章:Andante con moto quasi Allegro. 

 第3楽章:Menuetto, Grazioso.

 第4楽章:Allegro molto.

 

アルエム弦楽合奏団

指揮:堀越 隆一

 

 

 

プログラムノート曲目解説 /堀越 隆一

 

マスク

合奏団のオープニングテーマとしてコンサートの始めに演奏している曲です。長女のために書いたピアノ曲から弦楽合奏用に編曲した二曲の小品から賑やかな雰囲気のマスク(仮面劇)を演奏します。

 

子供の領分

ドビュッシーが娘のシュウシュウの3歳の誕生日に贈るために作曲した6曲からなるピアノのための小組曲です。これを弦楽合奏に編曲した形でお送りします。

1曲目の「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」。クレメンティの練習曲集のタイトルに「博士」とつけパロディーにした曲です。2.「象の子守歌」の「象」とは、シュウシュウが持っていたぬいぐるみです。3.「人形へのセレナード」は全曲完成に先立って1906年に「現代ピアノ教本」のための委嘱作品として書かれました。4.「雪は踊っている」は冒頭に同じ音形の繰り返しが連なり、雪が降っている情景を表しているようです。5.「小さな羊飼い」は牧笛のようなメロディーと踊りのモチーフの、2つの要素が繰り返されてできています。6.「ゴリウォーグのケークウォーク」は作曲当時から人気がある曲で、当時誰もが持っていた黒人の人形のキャラクターの名前で、ラグタイム風の音楽を書いていますが、「ケークウォーク」とは当時アメリカの黒人がラグタイムの音楽に付けていた踊りのこと。ゴリウォーグ人形が踊るケークウォークをイメージして書かれました。ジャズ風のリズムとアクセントが特徴的で、種類の異なるアクセントが書き分けられていますから、中間部で当時よく知られていたワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」のモチーフをパロディーにした音形が繰り返され、その重厚なモチーフを更にからかうようにケークウォークのリズムが挟まり、そしてまたラグタイムの主部へと続きます。今日の演奏ではそれぞれの曲のはじめにアルエムの子供たちがナレーションをつけた形で演奏をします。

 

ボレロ

モーリス・ラヴェルが作曲したバレエ曲。2種類のメロディーが交互にボレロのリズムが保持される中繰り返されるという構成を持った作品です。バレエの世界に留まらず、広く親しまれています。原曲は大編成の管弦楽曲ですが、本日は弦楽合奏に編曲した形でお送りします。

 

ラズモフスキー第3番

Op.59の三曲の弦楽四重奏曲はラズモフスキー伯爵の依頼によって1806年作曲され、伯爵の依頼によって書かれたことからラズモフスキー四重奏曲として出版されました。これはその3曲目に当たりラズモフスキー第3番と呼ばれています。初期のOp.18の6曲からは作風・スケールなど、形式の拡大、徹底した主題労作や統一、またロシア民謡の採用などもみられ、今までにない異例の長大さを示しています。

 

第1楽章は減七の和音の強奏に始まる緩やかな序奏部で始まり、ソナタ形式の主部は躍動感溢れる第1ヴァイオリンのパッセージによって導かれます。その主題の動機は楽章全部に渡って労作されています。第2主題は推移主題から導かれ断片的なものになっています。

第2楽章 イ短調、低弦によるピチカートの伴奏によって、歌謡的な主題が歌われます。リフレインを伴うバラードのような形で書かれています。

第3楽章 メヌエットであり、様式的には古典に回帰したような印象を受けますが、コーダからアタッカで終楽章に繋がり、フィナーレへの橋渡しとなっています。

第4楽章 Allegro moltoソナタ形式。その曲想と構成は全曲の力点となるだけでなく、Op.59の3曲の四重奏曲全曲のフィナーレを成すようにも思えます。第1主題部はフーガ風に主題が提示されます。第2主題は断片的なもので、展開部では主題が様々に展開され、再現部ではフーガ主題に対旋律が加わり、さらに白熱したコーダによって力強く堂々と閉じられます。

 

 

アルエム弦楽合奏団

2003年の4月に作曲家の堀越隆一とヴァイオリニストの堀越みちこによって子供達

に音楽を通して人の役に立つことの喜びを知ってほしいという願いから結成された

弦楽合奏団です。合奏団の名前アルエムArtAimは、Art(芸術、専門的な技術、技芸)とAim(狙いをつける目指す、志す)という二つの単語を組み合わせてできて

います。これは音楽と演奏に対する二人の姿勢をしめしています。アンサンブルの

技術の向上と、音楽を通じてのボランティア活動を柱に活動をおこない、これまで

に地域でのボランティアコンサートや聖路加国際病院トイスラーホール主催のコンサートへの出演、また2004年からほぼ毎年、東京ディズニーランド・ミュージックフェスティバルへ参加をしています。2007年から八王子のあったかホールで定期的にロビーコンサートを開催しています。

 

ミュージックディレクター:堀越 隆一

作曲家、指揮者 中学時代に学校の吹奏楽班に入部させられたのがきっかけでクラシックと現代の音楽に興味をもちピアノを習いはじめる 明治大学政治経済学部を卒業後 1975年東京芸術大学作曲科に入学し1983年同院を修了 以後作品を書き続る傍ら編曲、指揮、評論、コンサートの企画・運営など多岐にわたる音楽活動を内外で展開し現在にいたっている 1985年に始まった「カール・レーヴェ全歌曲連続演奏会」(日本カール・レーヴェ協会主催)では全バラードと歌曲ほぼ600曲の作品分析を単独で担当 ヴァイオリニストの堀越みちこと共に2000年12月より、

作品展とリサイタルを兼ねた企画コンサート「個展・リサイタル」を開始 

社団法人日本作曲家協議会理事、日本・ロシア音楽家協会作曲部会長、オーケストラプロジェクト同人/公式ホームページ:www.horikoshiryuichi.com

 

アンサンブルディレクター:堀越 みちこ

ヴァイオリニスト 東京に生まれる。4才よりヴァイオリンを始め、洗足学園大学音楽学部及び同学専攻科、ベルリン国立芸術大学(国際教育協会よりの給費留学)を卒業。磯恒夫、ハンス・バスティアーンの各氏に師事。76年のカラヤン財団青少年オーケストラ・コンクールでカラヤンの指揮するインターナショナル・オーケストラのコンサートミストレスに抜擢。以後欧州各地の音楽祭に積極的に参加。 帰国後はヴィオラ奏者としても活動の幅を広げ、活発な演奏活動を行なう。93年ソリストとしてタタール国際室内楽フェスティバルに参加し翌年、日本の音楽家として始めてコストロマ市の国際現代音楽祭へ招かれ絶賛を博す。社団法人日本弦楽指導者協会 関東支部理事、社団法人日本演奏連盟会員、洗足学園音楽大学講師、かがわジュニア・ニューフィルハーモニック・オーケストラ(KJO)指導者、明星学苑ジュニアオーケストラ・トレーナー

 

アルエム弦楽合奏団*印は指導者

ヴァイオリン

朝川 恭枝 安部 誼美 榎本 安杏 磯嵜 心夢 奥平 愛理沙 

笠原 美沙 桑野 未衣 齋藤 すずな 齋藤 なづな 齋藤 知子* 

佐藤 碧生 佐藤 七海 竹田 朱音 田中 晴子 永尾 芽衣 

鍋島 優歌   林 桃子 福田 玲紗 本多 菜穂子* 本多 和奏 

村上 紗良 賛助/磯 響子

ヴィオラ

織裳 桃子 田中 容子 堀越 みちこ* 賛助/宮家 陽子 

チェロ

幅 真紀子* 堀 留美 賛助/鈴木 和生 

賛助/コントラバス

古谷 奈穂子 矢内 陽子(NHK交響楽団)

 

子供の領分:ナレーション

桂 有里紗 柴田 雅文 柴田 沙耶

関連情報

堀越隆一公式サイト

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屋号 堀越隆一
住所 〒130-0021 東京都墨田区緑3-19-5-103
電話番号 03-5669-0393
営業時間 10:00~17:00
代表者名 堀越 隆一(ホリコシ リュウイチ)
E-mail info@horikoshiryuichi.com

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