堀越隆一公式サイト 作曲家、堀越隆一の公式サイト。1976年のデビュー以降、数々の作品を発表する傍ら、編曲、指揮、評論を始め、後進育成の為のアルエム弦楽合奏団の設立、音楽を愛する人に最良の空間を提供するすみだチェリーホールの運営など多岐に渡る活動を展開。最新の活動情報、チケットや楽譜の販売など、随時更新していますので、ぜひお立寄り下さい。

音楽

ラヴェルのボレロについて/番外編

ラヴェルのボレロについて/番外編

ラヴェルのボレロについて/番外編       数年前、うちの合奏団(アルエム弦楽合奏団)でボレロをやってほしいと言うオファーがあった。この企画は立ち消えになってしまったのだが、僕自身はお受けした場合に、さてどうやってこれを弦楽だけでやったらいいだろうかと内心は悩んでいた。 ...

ラヴェルのボレロについて

ラヴェルのボレロについて

ラヴェルのボレロについて   ラヴェルのボレロは音楽史のストリームの中でも特異な立ち位置を持つ作品だと思う。ボレロも含め、あらゆる音楽は僕たちが学校で教わった三要素(リズム、メロディー、ハーモニー)でできているのだが、通常はこの三要素が変化して行くことで、聞き手は文学でいう所のストーリーやドラマを音楽...

チャイコフスキーの「四季」、ウクライナの夏

チャイコフスキーの「四季」、ウクライナの夏

ピアノが弾ける方でチャイコフスキーが好きな人ならば ピアノ曲集「四季」の何曲かを一度は弾いてみたことがあるんじゃないかと思います。この曲集は一般にはロシアの一年の風物を各月ごとに12のピアノ曲で描写した作品集と解説されています。  この2月のロシアのウクライナへの侵略が始まるまでは僕もこの解説のように思っていて特に...

以下の文章は今日Facebookに投稿した文章です

以下の文章は今日Facebookに投稿した文章です

以下の文章は今日Facebookに投稿した文章です   本当は書きたくはないのだが敢えて書く、僕は音楽家に政治的な態度表明を迫るべきではないと思っている。今の世界の状況ではやむを得ないことは充分認識しているつもりだが、これは自分の中では揺るがせない原則論だ。   演奏家は相手が誰...

キーウ(キエフ)音楽祭レポート

キーウ(キエフ)音楽祭レポート

キーウ(キエフ)音楽祭レポート 2008年10月   ウクライナ作曲家同盟よりキーウ音楽祭(XIX International Festival “Kyiv Music Fest”)に招待され、この10月に石田一志氏(日本・ロシア音楽家協会運営委員長)、と佐藤眞氏お二人に同行してウクライナへ行った。ウクラ...

「フィレンツェの思い出」って?

「フィレンツェの思い出」って?

「フィレンツェの思い出」って?   今回のブログもチャイコフスキーにまつわる話題。 この2年程、チャイコフスキー の「フィレンツェの思い出」のスコアとずっと付き合っている。 本当は今年の7月21日のアルエム弦楽合奏団第10回定期演奏会(白寿ホール)で演奏するために見始めたのだが、残念ながらこのコンサー...

チャイコフスキーの四季 木管五重奏またはアンサンブルの音色について

チャイコフスキーの四季 木管五重奏またはアンサンブルの音色について

一昨年のことだが、 一昨年のことだが、ヤマハのサロンに西尾真実さんのリサイタルを聞きに伺った時のことだ。コンサート自体はラフマニノフをメインにした意欲的なプログラムだったが、この時のアンコールで彼女がチャイコフスキーの四季から2曲、確か狩りの歌(9月)と舟歌(6月)だったと思うが演奏された。 この演奏を聞いていて、...

アイネ・クライネ・ナハトムジークに著作権?

アイネ・クライネ・ナハトムジークに著作権?

モーツアルトに著作権があった   事件(?)は4年前に遡る。SoundCloudにアルエム弦楽合奏団の2015年定期演奏会音源をアップしようとしていたとき事件はおこった。 今もそれほど変わらないが、この頃はYouTubeも含め全て何もわからずに検索をしながら手探りでやっていた。そんなやり方でも作業は順調...

堀越隆一公式サイト 作曲家、堀越隆一の公式サイト。1976年のデビュー以降、数々の作品を発表する傍ら、編曲、指揮、評論を始め、後進育成の為のアルエム弦楽合奏団の設立、音楽を愛する人に最良の空間を提供するすみだチェリーホールの運営など多岐に渡る活動を展開。最新の活動情報、チケットや楽譜の販売など、随時更新していますので、ぜひお立寄り下さい。

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