堀越隆一公式サイト 作曲家、堀越隆一の公式サイト。1976年のデビュー以降、数々の作品を発表する傍ら、編曲、指揮、評論を始め、後進育成の為のアルエム弦楽合奏団の設立、音楽を愛する人に最良の空間を提供するすみだチェリーホールの運営など多岐に渡る活動を展開。最新の活動情報、チケットや楽譜の販売など、随時更新していますので、ぜひお立寄り下さい。

アンサンブル・アルエム 第8回定期演奏会

アンサンブル・アルエム

第8回定期演奏会

 

2016年12月11日(日)/藤原洋記念ホール

 

 

プログラム

 

プログラム プロコフィエフ/堀越 隆一 編 

歌劇「三つのオレンジへの恋」より行進曲(弦楽合奏版)

 

メンデルスゾーン 

交響曲第 4 番イ長調「イタリア」 

第 1 楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ

第 2 楽章:アンダンテ・コン・モート

第 3 楽章:コン・モート・モデラート

第 4 楽章:サルタレロ、プレスト

 

松浦久晴/堀越隆一補作 

交響曲「ブライトライト(輝ける光)」 

第 1 楽章:アレグロ
第 2 楽章:アダージョ
第 3 楽章:アレグロ
第 4 楽章:アダージョ
第 5 楽章:アンダンテ、アレグロ・コン・ブリオ※ 

 

山本直純 /堀越 隆一  

歌えバンバン※ 

 

村井邦彦 /堀越 隆一  

翼をください※ 

 

J. シュトラウス/堀越 隆一  

美しく青きドナウ※ 

 

演奏:アンサンブル・アルエム

共演:フィリア・ジュニア合唱団(※印:出演曲)

指揮:堀越 隆一 

 

 

曲目解説 

 

プロコフィエフ/堀越 隆一 編
歌劇「三つのオレンジへの恋」より行進曲  

劇中の第二幕で演奏されるこの行進曲、一般にはハイフェッツ編のヴァイオリンのピースが有名だが本日は弦楽 合奏に編曲したものを演奏します。

 

メンデルスゾーン
交響曲第 4 番「イタリア」 

交響曲第 4 番「イタリア」はメンデルスゾーンの 5 つの交響曲のうち、最も親しまれている曲です。「イタリア」 と副題が示すように、イタリアの風物から受けた印象をもとにして作られた曲です。初演は 1833 年、ロンドン において作者自身の指揮によって行われています。
第 1 楽章 アレグロ・ヴィヴァーチェ イ長調 6/8 拍子の躍動感溢れるソナタ形式。展開部では新たな動機 が示され、これに第 1 主題の動機が対位法的に絡んでいきます。
第 2 楽章 アンダンテ・コン・モート ニ短調 4/4 拍子 三部形式。 中間部では長調で木管を中心に穏やかなメロディを演奏します。
第 3 楽章 コン・モート・モデラート イ長調 3/4 拍子 三部形式のメヌエットです。中間部では特徴のあ るリズムシグナルがホルンで演奏され、楽章の最後に再度このシグナルがエコーのように登場し静かに閉じます。 第 4 楽章 サルタレロ;プレスト イ短調 4/4 拍子。 ロンド形式の楽章、ローマ地方のダンスサルタレロ のリズムで2つの主題が出されます。 

(文: 堀越 隆一)

 

 

松浦久晴/堀越隆一補作 

交響曲「ブライトライト(輝ける光)」

 

 

 

 

古典的(1800年初期)フル編成のオーケストラ曲です。 私はなにかオーケストラ曲を作曲してみたいと数十年前に思いつきました。 そして、コツコツとおよそ5年をかけ音楽家のアドバイスも受けて完成いたしました。 この曲は若さと輝きをイメージしております。 冒頭にファンファーレのような響きをもったリズムが曲を印象づけます。 一般の交響曲のように楽章をいくつかもち、最終楽章でコーラスが「ブライトライト(輝ける光)」を歌います。 

第一楽章は 冒頭リズムにつづいて若さを表わす主題部分、そしておだやかなもう一つの主題。中間では主題が 展開される通常の交響曲の形をとっています。 第二楽章は、ゆっくりと歌い込んだなめらかさで全体を包んでいます。 第三楽章は管楽器だけでの、速いテンポのスケルツオ(やや遊びめいた曲)。 中間の部分に心をなごませる甘いメロデーが入ります。 第四楽章は弦楽器だけで演奏され、ゆったりと各楽器がお互いに支え合って曲をつくりだしています。 第五楽章は「光が私たちに力を与える」という歌詞の合唱歌がそれを支えています。 全体で30分、穏やかな気持でお聴きください。 

作曲者はそのようなこころです。

松浦 久晴(2016 年 10 月記) 

 

山本 直純/阪田 寛夫作詞
歌えバンバン 

NHK 正月特番『うたえバンバン』のテーマソングとして作られ、1972 年 9 月にキングレコードから発売され た。合唱曲として主に小学校の人気曲で音楽の授業や発表会などでも歌われている。 

 

村井 邦彦/山上 路夫作詞 翼をください 

「翼をください」はフォークグループの赤い鳥が 1971 年 2 月 5 日に「竹田の子守唄」の B 面曲として発表し た。もともとは 1970 年に三重県志摩郡浜島町の「合歓の郷」で開かれたプロ作曲家コンテスト「合歓(ねむ) ポピュラーフェスティバル ’70」のための曲として作られた作品。 

 

J. シュトラウス
美しく青きドナウ

ヨハン・シュトラウス 2 世が 1867 年に作曲した合唱用のウィンナ・ワルツ。 

『ウィーンの森の物語』と『皇帝円舞曲』とともにシュトラウス 2 世の「三大ワルツ」に数えられ、その中でも最 高傑作とされる。オーストリアにおいては、現在に至るまで「第二の国歌」と呼ばれている。 

  (文: 堀越 隆一)

 

アルエム弦楽合奏団 

アルエム弦楽合奏団(Ensemble ArtAim)は、子供達に音楽を通して人の役に立つことの喜びを知ってほしい という願いから、2003 年に結成されました。アンサンブル技術の向上と、音楽を通じてのボランティア活動を 柱にして活動をしています。地域でのボランティアコンサートや聖路加国際病院トイスラーホール主催のコンサー ト、2004 年より東京ディズニーランド・ミュージックフェスティバルへのほぼ毎年参加、2007 年から 201 4 年 3 月まで八王子のあったかホールを拠点にして定期的にロビーコンサートを開催、また 2014 年 1 月サン トリーホールで開催されたチャイルド・エイド・アジア 2014 には唯一の合奏団体として選ばれて参加する等、 多様なコンサート、行事に参加出演しています。 

合奏団ホームページ http://ArtAim.HorikoshiRyuichi.com 

 

ミュージックディレクター:堀越 隆一

作曲家、指揮者 1949 年東京に生まれる。明治大学政治経済学部を卒業後、東京芸術 大学作曲科に学び同大学院を修了。1976 年『CORROSION-by Pianist』で作曲家 としてデビュー。以後作品を書き続る傍らで編曲、指揮、評論、コンサートの企画・運 営など多岐にわたる音楽活動を内外で展開し現在にいたっている。1985 年から 2008 年にわたって開催された日本カール・レーヴェ協会主催「カール・レーヴェ全歌曲連続 演奏会」ではレーヴェの全バラードとリート(ほぼ 600 曲!)の作品分析を単独で担当 した。ヴァイオリニストの堀越みちこと 2000 年 12 月より、作品展とリサイタルを兼 ねた企画コンサート「個展・リサイタル」を開始。2003 年子供達やアマチュア音楽家、 学生を対象にボランティア活動と合奏アンサンブルの技術普及を目的としてアルエム弦 楽合奏団を設立する。様々な楽器による編曲集、教本など著書多数。指揮者としても学 生・社会人オーケストラ、各種アンサンブルの指導・育成に力を入れている。アール・ワン企画代表、一般社団 法人日本作曲家協議会理事、日本・ロシア音楽家協会運営委員 

 

アンサンブルディレクター:堀越 みちこ

ヴァイオリニスト 

東京に生まれる。4才よりヴァイオリンを始め、洗足学園大学音楽学 部及び同学専攻科、ベルリン国立芸術大学(国際教育協会よりの給費留学)を卒業。76 年のカラヤン財団青少年オーケストラ・コンクールでカラヤンの指揮するインターナショ ナル・オーケストラのコンサートミストレスに抜擢。以後欧州各地の音楽祭に積極的に参 加。帰国後はヴィオラ奏者としても活動の幅を広げ、FM 放送や内外の音楽祭、コンサー トで活発な演奏活動を行なう。93 年ソリストとしてタタール国際室内楽フェスティバル に参加した翌年、日本の音楽家として始めてコストロマ市の国際現代音楽祭へ招かれ絶賛
を博す。 2010 年よりバイオリンセレクトライブラリーシリーズ(株式会社オンキョ ウパブリッシュ)で堀越隆一編曲作品のヴァイオリンパート監修を担当し、現在好評発売 中。一般社団法日本弦楽指導者協会関東支部理事、公益社団法人日本演奏連盟会員、洗足学園音楽大学講師か がわジュニア・ニューフィルハーモニック・オーケストラ(KJO)指導者、明星学苑ジュニアオーケストラ・ トレーナー 

 

アンサンブルリーダー:齋藤 知子 本多 菜穂子 幅 真紀子

アンサンブルスタッフ・インスペクター:織裳 桃子 

 

フィリア・ジュニア合唱団

平成 26 年、青葉区の小中学生で結成された「フィリア・ジュニア合唱団。 今年は新たなメンバーで充実したコンサートを開催します。 現在、施設やオーケストラとの共演等、多数のコンサートに出演し好評を博す。
今年は第 3 回「フィリア・ジュニア合唱団コンサート」を 3 月 18 日(土)フィリアホール(15:00 開演) にて開催致します。伸びやかに歌う子どもたちの歌声を是非ご一緒にお楽しみください。 

合唱指導:落合 新一 

 

ワグネルソサィエティー OB オーケストラ 

 慶應義塾大学の「慶應義塾ワグネル・ソサィエティー・オーケストラ」の出身者が中心になって 1974 年に設立、 毎年1~2回の演奏会を行い、50 回を記念しての演奏会を東京と大阪で開催、60 回を記念してサントリーホー ルにてベートーヴェン作曲交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」を演奏した。レパートリーは古典から、フランス・ アメリカ近現代音楽まで幅広い。最近は常任指揮者を置かず、毎回様々な指揮者に指導を受けている。海外公演や 

(社)日本アマチュアオーケストラ連盟主催行事に団員有志で参加するなど、意欲的な演奏活動を続けている。

 

出演者一覧
菅・打楽器(※:ワグネルソサィエティー OB オーケストラ)

フルート:幅 絵理香、平野 靖※
オーボエ:野原 国弘※、各務 泉※
クラリネット:木下 尚慈※、三井由 香里※
ファゴット:水上 健※、奧山 薫※
ホルン:内田 大輔※、原田 一裕※、岸田 明※

トランペット:小林 哲也、大西 貢司※

テインパニ(打楽器):小林 まき 

 

弦楽器(アルエム弦楽合奏団)

ヴァイオリン:奥平 愛理沙、腰高 多恵、齋藤 すずな、齋藤 ⦆なづな、齋藤 知子 佐藤 ⦆碧生、杉山 亮佑、高野 莉佳子、竹田 朱音、竹田 花音 田崎 康一、田中 晴子、田中 文乃、鍋島 優歌、林 桃子、本多 菜穂子 丸埜 悠佑、山本 苑子、劉 守珩、賛助 / 磯 響子、賛助 / 冨田 恭子

ヴィオラ :有福 佑依、織裳 桃子、平野 真生、堀越みちこ、賛助 / 田浦⦆康子(元都響)

チェロ :中間 結理、幅 真紀子、堀 留美、賛助 / 小澤 和子、賛助 / 鈴木 和生

コントラバス 賛助 / 古屋 奈穂子、賛助 / 矢内 陽子(NHK 交響楽団) 

 

フィリア・ジュニア合唱団
綾部 百合彩、荒井 巴那、伊藤 英、今川 海斗、岩田 愛、上西 葵、浦部 天音 

尾内 くるみ、大窪 珠生、大野 百恵、岡 優実、小野 萌那、小山 女流、鎌田 沙弥佳 久島 菜月、櫛野 優奈、権野 瞬、斎尾 瑠璃子、佐々木 陽、鈴木 莉汰、高木 優奈 高橋 遥香、高橋 優斗、冨田 万莉、中村 優心、根路銘 慶、野地 文萌、長谷 彩乃 長谷 澪果、ハンナ 杏里亜、日暮 祐心、平子 未紗、平山 侑穂、深澤 さきな 

深澤 はな、藤原 ななみ、松田 遼、三堀 入久真、三堀 七々恵、向 菜々美
森田 つむぎ、森田 花奈、山岸 采愛、山田 実優、山本 建瑠、山本 亮、由井 南 横井 万乃羽、渡辺 純礼 

関連情報

堀越隆一公式サイト

堀越隆一公式サイト

作曲家、堀越隆一の公式サイト。1976年のデビュー以降、数々の作品を発表する傍ら、編曲、指揮、評論を始め、後進育成の為のアルエム弦楽合奏団の設立、音楽を愛する人に最良の空間を提供するすみだチェリーホールの運営など多岐に渡る活動を展開。最新の活動情報、チケットや楽譜の販売など、随時更新していますので、ぜひお立寄り下さい。

屋号 堀越隆一
住所 〒130-0021 東京都墨田区緑3-19-5-103
電話番号 03-5669-0393
営業時間 10:00~17:00
代表者名 堀越 隆一(ホリコシ リュウイチ)
E-mail info@horikoshiryuichi.com

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10:00〜17:00(不定休)