堀越隆一公式サイト 作曲家、堀越隆一の公式サイト。1976年のデビュー以降、数々の作品を発表する傍ら、編曲、指揮、評論を始め、後進育成の為のアルエム弦楽合奏団の設立、音楽を愛する人に最良の空間を提供するすみだチェリーホールの運営など多岐に渡る活動を展開。最新の活動情報、チケットや楽譜の販売など、随時更新していますので、ぜひお立寄り下さい。

アルエム弦楽合奏団 第6回定期演奏会

アルエム弦楽合奏団

第6回定期演奏会

 

2014年6月15日(日)/白寿ホール

 

 

program

 

堀越 隆一 作曲

マスクとシチリア舞曲

 

堀越 隆一 

マスクとシチリア舞曲

パッヘルベル(堀越 隆一 編)

カノン

W.A.モーツァルト 

ディヴェルティメント ニ長調 K.136

第1楽章:Allegro. 第2楽章:Andante. 第3楽章:Presto.

J.S.バッハ (堀越 隆一 編)

弦楽のためのパルティータ ホ長調より BWV1006

1.プレリュード 2.ロンド風のガボット 3.ジーグ

M.ロドリゲス (堀越 隆一 編)

ラ・クンパルシータ

A.メンケン (堀越 隆一 編)

アリ王子のお通り 

J.S.バッハ (堀越 隆一 編)

マタイ受難曲 よりアリア「憐れみたまえ、わが神よ」 BWV244

ソプラノ:榎戸 邦子

E.グリーグ 

ホルベルク組曲

1.前奏曲 2.サラバンド 3.ガボット 4.アリア 5.リゴードン

M.ジャクソン (堀越 隆一 編)

スムーズ・クリミナル

 

ソプラノ:榎戸 邦子

アルエム弦楽合奏団

指揮:堀越 隆一

 

 

ヴァイオリン

榎本 安杏 奥平 愛理沙 奥平 侑理愛 桑野 未衣 古山 智 

古山 玲 齋藤 すずな 齋藤 なづな 齋藤 知子 佐藤 碧生 

佐藤 七海 竹田 朱音 竹田 花音  康一 田崎 真那佳 

永尾 芽衣 鍋島 優歌   林 桃子 本多 菜穂子 本多 和奏 

前田 紗 吉武 希 和田 明佐美 賛助/磯 響子

ヴィオラ

織裳 桃子 腰高 多恵 田中 文乃 堀越 みちこ 

チェロ

田中 優一 幅 真紀子 堀 留美 堀越 晨裕 賛助/小澤 和子

コントラバス

賛助/矢内 陽子(NHK交響楽団)

 

 

プログラムノート曲目解説 

 

マスクとシチリア舞曲

合奏団のオープニングテーマとしてコンサートの始めに演奏している曲です。長女のために書いたピアノ曲から弦楽合奏用に編曲した小品で賑やかなマスク(仮面劇)と哀愁を含んだシチリア舞曲の二曲が続けて演奏されます

 

 

カノン 

 パッへルベルのカノンという名で親しまれているこの曲は、ヨハン・パッへルベル(Johann Pachelbel)の「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」のカノンの部分に当たります。そしてこの曲はパッヘルベルの作品のなかで最も有名であると同時に、バロック音楽の中でも最もよく知られている作品の一つです。今回はヴィオラ等、パートを加えた編曲で弦楽合奏のかたちで演奏します。(2009年、オンキョウパブリッシュより出版)

 

 

ディヴェルティメント

16歳のモーツァルトが作曲した弦楽四重奏のための三曲のディヴェルティメントの中で、最も有名な作品です。ザルツブルクで作曲されたことからまとめてザルツブルク・シンフォニーとも言われていて、弦楽合奏の形でもよく演奏されています。急・緩・急で構成されたの三つの楽章はそれぞれシンプルなソナタ形式で書かれていて、第1楽章はモーツァルトの作品中でも特に有名です。

 

 

弦楽のためのパルティータより

弦楽のためのパルティータはバッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番全6曲を弦楽合奏用に編曲したものです。生徒たちの学習の目的で始めたものですが。この作品自体がもつ構造は合奏の形態になっても失われるどころか、弦楽合奏の作品として演奏しても充分に鑑賞に耐えるものであることが明らかになりました。今日はその中から三曲を演奏します。

プレリュードはパルティータのなかでも最も有名な曲で無窮動で印象的な楽句で始まります。1stヴァイオリンが原曲をそのまま演奏し、それを他のパートが支えるという形をとります。続くロンド風のガボットもプレリュードとともにパルティータのなかでも最も有名な曲です。ロンド風と副題がついているように冒頭の楽節が何度も繰り返されるロンドの構成をとり全曲中で最も規模の大きな構造を持っています。終曲のジーグは6/8拍子の早い舞曲で、二部形式で書かれています。(全曲のスコアとパート譜は楽譜配信サイト、アット・エリーゼより今年6月に出版)

 

 

ラ・クンパルシータ

ウルグアイのマトス・ロドリゲス(Matos Rodríguez)が作曲した、アルゼンチン・タンゴを代表する名曲です。タンゴ楽団のアルバムやコンサートでは必ずと言ってよいほど演奏され、常に世界のどこかで必ず演奏されているという伝説もあるほど、最も有名なタンゴの一つです。

 

 

アリ王子のお通り

ディズニー映画「アラジン」の劇中歌。アラビア気分満載の元気な曲です。アルエムのキッズグループがピチカートでソロ(?)を担当します。作曲はアラン・メンケン(Alan 

 

 

憐れみたまえ、わが神よ

マタイ受難曲、第二部で歌われる有名なアリア。第39番「憐れみたまえ、わが神よ」は、預言通りイエスと共にいたことを三度否認してしまったペテロの悲しみが短いテキストのなかで表現されたアリアで、受難曲中でも特に知られている名作です。今回の演奏では通常ソロで演奏されるヴァイオリンのオブリガートを二人の奏者に振り分けたかたちで演奏します。

 

  

ホルベルク組曲

グリーグが1885年に作曲した弦楽合奏曲。原曲は1884年に書かれたピアノ独奏曲ですが、今日ではもっぱらグリーグ自身が編曲した弦楽合奏版(1885年)で知られています。ドイツ語の省略された題名から一般には『ホルベルク組曲』(Holberg Suite)と呼ばれています。Holberg とは「デンマーク文学の父」とも「北欧のモリエール」とも呼ばれる文学者ルズヴィ・ホルベア(1684年 – 1754年)のことで、ベルゲンに生まれ、主にコペンハーゲンで活躍しました。1884年に生誕地ベルゲンで、生誕200周年となる記念祭が行なわれることになりグリーグは、この同郷の先人を記念する祝祭のために無伴奏男声合唱のためのカンタータと、ピアノ独奏のための組曲『ホルベアの時代から』を作曲、翌1885年に自身により弦楽合奏のために編曲され今日ではこちらの方が有名になっています。この作品はホルベアが生きていた時代の音楽、すなわち舞曲を中心とした古典組曲の様式を借りて書かれ、同時に彼の弦楽合奏曲にしばしば見られるように、各パートがさらに細分化されたりソロが現れたりするなど、非常に音響的には豊かな作品に仕上げられています。前奏曲/サラバンド/ガボット/アリア/リゴードンの5曲で構成。

 

 

スムーズ・クリミナル

1988年にリリースされたマイケル・ジャクソンのシングル。1987年のアルバム『バッド』からの7枚目のシングル・カットです。ビルボード誌では、1989年1月14日に週間ランキング最高位の第7位を獲得。ビルボード誌1989年度年間ランキングでは第98位。スペイン、ベルギー、デンマークでは週間チャート第1位を獲得しました。ツアーでのパフォーマンスでも定番の曲であり、ショートフィルムそのままのダンスと傾きを披露します。2001年エイリアンアントファームによりカバーされ、全米ビルボードチャート1位に輝いています。

 

歴代 アルエム・キッズ 紹介

 

アルエム弦楽合奏団

アルエム弦楽合奏団(Ensemble ArtAim)は、子供達に音楽を通して人の役に立つことの喜びを知ってほしいという願いから、2003年に結成されました。アンサンブル技術の向上と、音楽を通じてのボランティア活動を柱にして活動をしています。地域でのボランティアコンサートや聖路加国際病院トイスラーホール主催のコンサート、2004年より東京ディズニーランド・ミュージックフェスティバルへのほぼ毎年参加、2007年から2014年3月まで八王子のあったかホールを拠点にして定期的にロビーコンサートを開催、また2014年1月サントリーホールで開催されたチャイルド・エイド・アジア2014には唯一の合奏団体として選ばれて参加する等、多様なコンサート、行事に参加出演しています。

合奏団ホームページ http://ArtAim.HorikoshiRyuichi.com

 

ミュージックディレクター:堀越 隆一

作曲家、指揮者 1949年東京に生まれる。明治大学政治経済学部を卒業後、東京芸術大学作曲科に学び同大学院を修了。1976年『CORROSION-by Pianist』で作曲家としてデビュー。以後作品を書き続る傍らで編曲、指揮、評論、コンサートの企画・運営など多岐にわたる音楽活動を内外で展開し現在にいたっている。 1985年から2008年にわたって開催された日本カール・レーヴェ協会主催「カール・レーヴェ全歌曲連続演奏会」ではレーヴェの全バラードとリート(ほぼ600曲!)の作品分析を単独で担当した。ヴァイオリニストの堀越みちこと2000年12月より、作品展とリサイタルを兼ねた企画コンサート「個展・リサイタル」を開始。 2003年子供達やアマチュア音楽家、学生を対象にボランティア活動と合奏アンサンブルの技術普及を目的としてアルエム弦楽合奏団を設立する。様々な楽器による編曲集、教本など著書多数。指揮者としても学生・社会人オーケストラ、各種アンサンブルの指導・育成に力を入れている。アール・ワン企画代表、一般社団法人日本作曲家協議会理事、日本・ロシア音楽家協会運営委員/公式サイト:www.horikoshiryuichi.com

 

アンサンブルディレクター:堀越 みちこ

ヴァイオリニスト 東京に生まれる。4才よりヴァイオリンを始め、洗足学園大学音楽学部及び同学専攻科、ベルリン国立芸術大学(国際教育協会よりの給費留学)を卒業。76年のカラヤン財団青少年オーケストラ・コンクールでカラヤンの指揮するインターナショナル・オーケストラのコンサートミストレスに抜擢。以後欧州各地の音楽祭に積極的に参加。 帰国後はヴィオラ奏者としても活動の幅を広げ、FM放送や内外の音楽祭、コンサートで活発な演奏活動を行なう。93年ソリストとしてタタール国際室内楽フェスティバルに参加した翌年、日本の音楽家として始めてコストロマ市の国際現代音楽祭へ招かれ絶賛を博す。 2010年よりバイオリンセレクトライブラリーシリーズ(株式会社オンキョウパブリッシュ)で堀越隆一編曲作品のヴァイオリンパート監修を担当し、現在好評発売中。一般社団法日本弦楽指導者協会関東支部理事、公益社団法人日本演奏連盟会員、
洗足学園音楽大学講師かがわジュニア・ニューフィルハーモニック・オーケストラ (KJO)指導者、明星学苑ジュニアオーケストラ・トレーナー

 

榎戸 邦子 

ソプラノ

洗足学園大学音楽学部声楽科卒業。同学専攻科及びマスタークラス(中山悌一教授)修了。前田学術振興助成による国内留学、中山悌一教授ドイツ歌曲特別講座研修。「卒業演奏会」「神奈川県新人演奏会」「バッハカンタータの夕べ」洗足学園大学創立20周年記念「声楽の夕べ」、藤原歌劇団において「椿姫」

「愛の妙薬」「夢遊病」「蝶々夫人」等のオペラに出演。現在は主に日本歌曲、ドイツ歌曲を中心に「ジョイント・リサイタル」「ロビーコンサート」「榎戸邦子ソプラノ独唱会」など意欲的に演奏活動を行っており、小・中学校での鑑賞会、母親音楽教室にてミニコンサートと講演を行うなど歌うことの喜びや音楽の楽しさを広めることにも努力を重ねている。中山悌一、築地文夫、奥村淑子、宍倉正信、飯田益己の諸氏に師事。洗足学園音楽大学講師

 

アンサンブルリーダー: 齋藤 知子 本多 菜穂子 幅 真紀子

アンサンブルスタッフ・インスペクター:織裳 桃子

関連情報

堀越隆一公式サイト

堀越隆一公式サイト

作曲家、堀越隆一の公式サイト。1976年のデビュー以降、数々の作品を発表する傍ら、編曲、指揮、評論を始め、後進育成の為のアルエム弦楽合奏団の設立、音楽を愛する人に最良の空間を提供するすみだチェリーホールの運営など多岐に渡る活動を展開。最新の活動情報、チケットや楽譜の販売など、随時更新していますので、ぜひお立寄り下さい。

屋号 堀越隆一
住所 〒130-0021 東京都墨田区緑3-19-5-103
電話番号 03-5669-0393
営業時間 10:00~17:00
代表者名 堀越 隆一(ホリコシ リュウイチ)
E-mail info@horikoshiryuichi.com

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