堀越隆一公式サイト 作曲家、堀越隆一の公式サイト。1976年のデビュー以降、数々の作品を発表する傍ら、編曲、指揮、評論を始め、後進育成の為のアルエム弦楽合奏団の設立、音楽を愛する人に最良の空間を提供するすみだチェリーホールの運営など多岐に渡る活動を展開。最新の活動情報、チケットや楽譜の販売など、随時更新していますので、ぜひお立寄り下さい。

そうなければならぬ(ES MUSS SEIN!)・・・のか? 

そうなければならぬ(ES MUSS SEIN!)・・・のか? 

 

孫引きで恐縮だが、カート・ヴォネガットJr.によると作家はゴリゴリ型とスイスイ型の二つのタイプに分類出来るそうだ。スイスイ型は、まず出たとこまかせに、思いのままをスイスイ書いて行く。一方ゴリゴリ型は一度にワン・センテンスずつ書き、それがぴったりときまらないと次へは進まない。ちなみにヴォネガットによるとスイスイ型は女性の作家に多く、彼自身はゴリゴリ型だそうだ。
どうも僕の作曲の仕方は後者のタイプらしい。だが、このぴったりときまるというのはどういうことなのか?
突き詰めて行くとこの基準は本当のところ自分でもよくわからない。多分突き詰めない方が良いような気がする。にも関わらずぴったりときまることは自分にとって、とても重要なことだと思っている。 

 

何となく編曲の仕事が一段落して、さて次の作品をと思っているうちに、ゲイリー・オールドマンの演じるベートーベンの顔(邦題はたしか「不滅の恋人」)と後期のカルテットが浮かんで来てこんな文章を書いてしまった。さて・・・・ 


Posted: 金 – 9月 16, 2005 at 05:03 午後   最新情報とBlog日(?)記   Blog日記   Previous   Next   Feedback  

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