3月 ひばりの歌 弦楽合奏版
説明
楽譜/電子出版 弦楽合奏(スコアとパート譜)
チャイコフスキー 作曲 堀越 隆一 編曲
ピアノ曲集「四季」作品37aより「3月(ひばりの歌)」を弦楽合奏にアレンジ
スコア、パート譜セット. 10ページ
3月(ひばりの歌) March (Song of Lark)
野には花々がさざめき
空には光がきらめく
春ヒバリたちの歌声は
果てしない空に満ちあふる
アポローン・マーイコフの詩集『野外で』より(訳 一柳富美子:ピティナ・ピアノ曲事典より転載)
ピアノ曲集「四季」はロシアの一年の風物を各月ごとに描写した作品集で、各曲ともロシアの詩人がその月の風物を題材にした詩を参考にしている。
3月のエピグラフはアポローン・マーイコフの詩集『野外で』(1857)から取られています。
このアレンジではソロヴァイオリンが雲雀の囀りを模倣し、それにヴィオラ、低弦楽器が応えていきます。
曲調は全体的に憂いに満ちていて、春の訪れを喜ばしく詠むエピグラフのイメージと曲調が食い違っているように思えます。ただこれについては、”音楽学者の一柳は「……哀愁と希望とがないまぜになった早春の自然を、どんよりとくすんだ低い空を舞うヒバリの姿に擬えている……」(ロシア・フォークロアの会 なろうど編著『ロシアの歳時記』118頁)と、ロシアの季節感に即して解釈している。3月は冬から春へと移り変わる微妙な時期で、雪が降る日は徐々に少なくなり、冬の間に分厚く張った川の氷も溶け出し、一柳の言葉を借りれば「遠慮がちに自然が目覚め」ていく。”(by 山本 明尚:ピティナ・ピアノ曲事典より転載)とあります。
関連商品
堀越隆一公式サイト
作曲家、堀越隆一の公式サイト。1976年のデビュー以降、数々の作品を発表する傍ら、編曲、指揮、評論を始め、後進育成の為のアルエム弦楽合奏団の設立、音楽を愛する人に最良の空間を提供するすみだチェリーホールの運営など多岐に渡る活動を展開。最新の活動情報、チケットや楽譜の販売など、随時更新していますので、ぜひお立寄り下さい。
屋号 | 堀越隆一 |
---|---|
住所 | 〒130-0021 東京都墨田区緑3-19-5-103 |
電話番号 | 080-6552-3195 |
営業時間 | 10:00~17:00 |
代表者名 | 堀越 隆一(ホリコシ リュウイチ) |
info@horikoshiryuichi.com | |