堀越隆一公式サイト 作曲家、堀越隆一の公式サイト。1976年のデビュー以降、数々の作品を発表する傍ら、編曲、指揮、評論を始め、後進育成の為のアルエム弦楽合奏団の設立、音楽を愛する人に最良の空間を提供するすみだチェリーホールの運営など多岐に渡る活動を展開。最新の活動情報、チケットや楽譜の販売など、随時更新していますので、ぜひお立寄り下さい。

子供の領分 弦楽四重奏版 

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説明

楽譜/電子出版 弦楽合奏 スコア+パート譜セット

ドビュッシーが娘のシュウシュウの3歳の誕生日に贈るために作曲した6曲からなるピアノのための小組曲です。これを弦楽四重奏に編曲しました。

 

1曲目の「グラドゥス・アド・パルナッスム博士」。クレメンティの練習曲集のタイトルに「博士」とつけパロディーにした曲です。2.「象の子守歌」の「象」とは、シュウシュウが持っていたぬいぐるみです。3.「人形へのセレナード」は全曲完成に先立って1906年に「現代ピアノ教本」のための委嘱作品として書かれました。4.「雪は踊っている」は冒頭に同じ音形の繰り返しが連なり、雪が降っている情景を表しているようです。5.「小さな羊飼い」は牧笛のようなメロディーと踊りのモチーフの、2つの要素が繰り返されてできています。6.「ゴリウォーグのケークウォーク」は作曲当時から人気がある曲で、当時誰もが持っていた黒人の人形のキャラクターの名前で、ラグタイム風の音楽を書いていますが、「ケークウォーク」とは当時アメリカの黒人がラグタイムの音楽に付けていた踊りのこと。ゴリウォーグ人形が踊るケークウォークをイメージして書かれました。ジャズ風のリズムとアクセントが特徴的で、種類の異なるアクセントが書き分けられていますから、中間部で当時よく知られていたワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」のモチーフをパロディーにした音形が繰り返され、その重厚なモチーフを更にからかうようにケークウォークのリズムが挟まり、そしてまたラグタイムの主部へと続きます。今日の演奏ではそれぞれの曲のはじめにアルエムの子供たちがナレーションをつけた形で演奏をします。

 

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