個展・リサイタル 2013

R. シュトラウス作曲/堀越 隆一 編 モルゲン(明日の朝) 作品27-4Leonardo da Vinci

1894年、R.シュトラウスが30歳の頃に作られた6つのオーケストラ伴奏付歌曲「献呈」の中の1曲です。ここではピアノ伴奏譜をもとにしてヴァイオリンのオブリガートを書き加えました。

soprano:榎戸 邦子 violin:堀越 みちこ piano:中川 俊郎

モーツアルト 作曲 ヴァイオリン・ソナタ第28番 ホ短調 K.304
 1. Allegro.
 2. Tempo di Menuetto.  

モーツアルトのこのホ短調のソナタは、イ短調のピアノソナタ(第8番)と同じ1778年頃の作品で、母のアンナがパリで客死した時期のものだと言うことです。明るい曲想の多いソナタの作品群の中では、数少ない短調の作品で、二楽章構成で書かれたその構成は極めて自由で私小説的な印象を受けます。

violin:堀越 みちこ piano:中川 俊郎

堀越 隆一 作曲 四つの間奏曲 2013 初演

タイトルを持たない互いに関連性を持つ独立した4曲のピースから出来た曲集です。演奏の曲順は奏者の恣意に任せられます。個展・リサイタルの開始からずっとお付き合い頂いている中川俊郎さんに、感謝を込めて捧げます。

piano:中川 俊郎

ラフマニノフ 作曲/堀越 隆一 編曲 ヴォカリーズ 作品34-14

1913年に出版されたソプラノまたはテノールのための《14の歌曲集》作品34の終曲で、歌詞はなく 母音「アー」のみで歌われます。ラフマニノフの歌曲の中でも最も親しまれている曲で、さまざまな編成による器楽曲としても広く演奏されています。 本日はヴィオラのオブリガートを加えた形でお聴きいただきます。

soprano:榎戸 邦子 viola:堀越 みちこ piano:中川 俊郎

堀越 隆一 作曲 ヴィオラ・ソナタ 2013 初演
 1. Moderato 
 2.Tempo di Valse 
 3. Lamentoso

純音楽的なソナタ形式の器楽曲を書きたいと思って書き始めた曲ですが、結果として、いわゆる古典的なソナタとはほど遠いものに成りました。二つの楽章は最終楽章の祈りに収斂します。結果的に、ここ数年の自分の内面での葛藤の締めくくりに成っているのかもしれません。

viola:堀越 みちこ piano:中川 俊郎

堀越 隆一 作曲 メイポール 2005
 1. イブ 
 2. 仮面劇 
 3. 祈りと炎 
 4. 夜明け

僕たちは西洋文明の背景にはキリスト教的な世界観があると一般的に考えているが、むしろその深層には古代ヨーロッパにかって存在した土着的なもの(例をあげればケルト等の様々な神話や、伝説等)がベースになって横たわっている。現在行われているMay Dayの祭りや、Maypoleのダンスにはあまりその面影は感じられないが、古に存在したであろう祭りの原初的な力強さに想いを馳せてみた。祭りの前夜から夜明けまでを、ほぼ切れ目無く演奏される4つの部分で作曲してみた。
2005年5月、みなとみらい小ホールでの個展・リサイタル2005で、本日のメンバーにより初演。

soprano:榎戸 邦子 viola:堀越 みちこ piano:中川 俊郎 アルエム弦楽合奏団 cond:堀越 隆一